2010年07月12日

第2回じんぶん教室の報告

7/10(土)に第2回じんぶん教室を開催しました。
場所は、てぃーだスクエアの集まルームにて。

今回のプログラムは、

 (1)沖縄県内の知財ニュース
 (2)知財活用企業(発明家)の事例発表
  ・運転代行取次システム“daikuru”・・・イクシム(株)社長 石山さん
  ・まちぐゎーからの発明・・・・栄町ミート 店主 儀武さん
  ・中国・台湾商標問題の事例発表・・・発明協会から
 (3)講評&知財活用のテクニック・・・講師:有吉修一朗 弁理士
 (4)有吉弁理士による個別相談会

でした。
基本的な流れと、ご対応いただいた講師の有吉先生は前回同様です。


テキスト
  ↑ テキスト類です。


イクシム
  ↑ イクシム(株)の石山社長。

石山社長は、某超有名海外ブランド会社出身、その知財部門でニセモノ対応などに従事されていたとのこと。
今でこそ「ニセモノ大国“中国”に日本が困らされている」という情報・イメージが多く発信されていますが、昔は欧米諸国から「日本はニセモノ大国」と見られていたとのことです...
(確かに小学校くらいのころ「日本は新しいモノは作れないけどマネ(改良)が上手」って教えられたなぁ…)

そんな経験豊富な石山さんのお話しは、様々な角度で参考になるモノばかりでした。
運転代行取次サービス「daikuru」の開発に至るまでの視点や会社名「イクシム」のネーミング由来などなど。
※“海好き”→“umisuki”→反転させて→“ikusimu”→で“イクシム”と...すばらしい!


栄町ミート
  ↑ 栄町ミートの儀武さん。

儀武さんは、那覇市の栄町市場で肉屋を営みながら市場の活性化と環境問題にがんばる町の発明家。
日常生活や市場での商売の中から、常にアイデアを膨らませて、そのアイデアを具現化した便利な商品を生み出しているとのこと。

前回(第1回)のじんぶん教室の報告でも書きましたが、このような“ちょっとしたアイデア”を上手に具現化していくことで、意外な発明やヒット商品を生み出すきっかけになるのだと思います。

“ちょっとしたアイデア”が、日本経済を発展させる原動力になって行くのです。。。


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じんぶん教室では、事例発表を行ってくれる方を募集しています。
自薦・他薦問いません。
「こんな面白いことをやっている」とか、「県産品を使って新しい商品を考えた」とか、さらには「一緒に頑張る仲間を探してる」などなど、自社PRの場としての活用もありですので、ぜひぜひ発表いただけると助かります。

◇詳しくは発明協会沖縄県支部まで
http://www.okinawa-jiii.jp/

※発明協会では、本日7/12(月)に中国商標セミナーを開催します。ぜひご参加ください。
http://www.okinawa-jiii.jp/chutai.html

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◆イクシム(株)の運転代行取次システム「daikuru」はこちらから
http://daikuru.com/

◆講師の有吉先生の有吉国際特許事務所はこちらから
http://www.ariyoshi.jp/

◆じんぶん教室の詳細はこちら(okip公式サイト/次回開催は8/14の予定です)
http://ogb.go.jp/move/okip/semi_2010jinbun.html

[by:okip事務局員1号]



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