2010年06月18日
“開発の鉄人”による公開コンサル
6/15(火)の午後、那覇市小禄の沖縄産業支援センターにて
“開発の鉄人”こと多喜義彦氏による公開コンサル
が開催されました。
主催:沖縄地域産業活性化準協議会
共催: OKINAWA 型産業振興プロジェクト推進ネットワーク
後援: (社)沖縄県工業連合会、沖縄地域知的財産戦略本部、内閣府沖縄総合事務局
↑
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6/14の記事でも紹介したとおり、知財を積極的に活用しているものづくり企業5社によるプレゼンテーション(今後のビジネス展開や課題など)を受けて、システム・インテグレーション(株)の多喜社長によるビジネスプランの方向性やビジネスモデルの手法などのアドバイス(コンサルティング)がされました。
具体的なアドバイスの内容は、やはり「アライアンス」の観点から。
一般的に
競合・競争 ⇒ コスト競争 ⇒ 販売コスト低 ⇒ 利益減
と働く競争原理を、アライアンスを組み新たなビジネスモデルを創出することで
得意分野の持ち寄り ⇒ 製造コスト低 ⇒ 高付加価値化 ⇒ 利益拡大
という好循環を生み出すことが可能となるとの方向が示されました。
もちろん、その好循環に欠かせないのが「知財戦略」。
製造コストの低減や高付加価値化につながる新たな製造技術や材料構成は、知的財産で適切に保護することが大切。
それにより、知的財産を上手に活用することで経営や経済の活性化を図るという知的創造サイクルの実現が可能となるのです。
また、聴講者には、記名式で「事業連携の可能性」や「良いアイデア」などを具体的に記載・提出してもらい、事務局で取りまとめの上、プレゼン企業に提供されました。
会場での質疑応答時間には、聴講者からの質問・意見等のやり取りはあまり多く出なかったものの、記入シートには多くのアイデアや興味深い意見などが記載されていました。
今、世の中は変化の時代。
コスト&スピードが重視される時代から、感性・環境・コンプライアンスが重視される時代へ。
自社の利益のみ追求していては上手なビジネスができない時代なのかも知れません。
利益を追求しつつも顧客満足を高める。
そのために知的財産を上手に活用する。
そして同じ理想を共有できる仲間を増やす。
そんなビジネスモデルが求められている時代に来ているのだと強く感じたイベントでした。
“開発の鉄人”こと多喜義彦氏による公開コンサル
が開催されました。
主催:沖縄地域産業活性化準協議会
共催: OKINAWA 型産業振興プロジェクト推進ネットワーク
後援: (社)沖縄県工業連合会、沖縄地域知的財産戦略本部、内閣府沖縄総合事務局
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6/14の記事でも紹介したとおり、知財を積極的に活用しているものづくり企業5社によるプレゼンテーション(今後のビジネス展開や課題など)を受けて、システム・インテグレーション(株)の多喜社長によるビジネスプランの方向性やビジネスモデルの手法などのアドバイス(コンサルティング)がされました。
具体的なアドバイスの内容は、やはり「アライアンス」の観点から。
一般的に
競合・競争 ⇒ コスト競争 ⇒ 販売コスト低 ⇒ 利益減
と働く競争原理を、アライアンスを組み新たなビジネスモデルを創出することで
得意分野の持ち寄り ⇒ 製造コスト低 ⇒ 高付加価値化 ⇒ 利益拡大
という好循環を生み出すことが可能となるとの方向が示されました。
もちろん、その好循環に欠かせないのが「知財戦略」。
製造コストの低減や高付加価値化につながる新たな製造技術や材料構成は、知的財産で適切に保護することが大切。
それにより、知的財産を上手に活用することで経営や経済の活性化を図るという知的創造サイクルの実現が可能となるのです。
画像→(右)は知的創造サイクルの概念図
また、聴講者には、記名式で「事業連携の可能性」や「良いアイデア」などを具体的に記載・提出してもらい、事務局で取りまとめの上、プレゼン企業に提供されました。
会場での質疑応答時間には、聴講者からの質問・意見等のやり取りはあまり多く出なかったものの、記入シートには多くのアイデアや興味深い意見などが記載されていました。
今、世の中は変化の時代。
コスト&スピードが重視される時代から、感性・環境・コンプライアンスが重視される時代へ。
自社の利益のみ追求していては上手なビジネスができない時代なのかも知れません。
利益を追求しつつも顧客満足を高める。
そのために知的財産を上手に活用する。
そして同じ理想を共有できる仲間を増やす。
そんなビジネスモデルが求められている時代に来ているのだと強く感じたイベントでした。
[by:okip事務局員1号]
Posted by 沖縄の知財 at 03:34│Comments(0)
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