2010年06月10日

沖縄感性・文化産業

少し前の話しになりますが、「肝高の阿麻和利」や「尚巴志伝」の舞台公演の演出家、
TAO Factory平田大一 氏にお会いしました。

平田氏が取り組んでいる「文化資源を活かした地域の活性化」についてお話しを伺ってきました。

TAO
地域の歴史や文化、伝統をもとにした舞台公演。
単に舞台公演として完結するだけでなく、

エンターテイメントとしての舞台公演
   ↓
それらを映像化、アーカイブ化、音楽制作
   ↓
舞台の背景となる歴史や文化を題材にしたグッズ製作
   ↓
舞台脚本のコミック化
写真クリックで拡大表示されます →

とつなげていくことで、さらにそれらを互いに有機的に結びつけることで、コンテンツビジネスは無限の広がりを見せていくということを教えていただきました。

舞台公演には地域の子どもたちが、映像化や音楽制作には地域の制作会社や文化人が、グッズ制作には地域の商工業者や観光団体が、コミック化には地域の出版社が、そしてそれらプレーヤーをまとめ上げる地域のリーダーたちが、それぞれ活躍できる場が一気にできあがってくる。

まさにみんなハッピー。
これぞ地域産業の目指すべき姿。
沖縄型の観光産業、文化産業 ---- そして感動産業へ!


okip事務局員たちも沖縄型の「感性・文化産業」の創出を目指し、このような取り組みを強力にバックアップしていこうと検討を始めています。

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◇沖縄地域経済産業ビジョン中間報告
http://www.ogb.go.jp/keisan/oshirase/005224.html

今後の沖縄の経済発展に向けた基本戦略や政策の方向性を取りまとめるための議論の中間報告です。

強化すべき産業分野のひとつに「沖縄感性・文化産業」があげられています。


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◆TAO Factory
http://www.tao-factory.com/

教育で地域をおこし 文化で産業をおこす
教育と地域と文化で沖縄全体をおこす

名言です!

[by:okip事務局員1号]



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Posted by 沖縄の知財 at 23:56│Comments(0)トピックス
 
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