2010年05月21日

「日本の家具と婚礼のカタチ」展

東京出張中のokip事務局員(1号)です。

今日は、東京の表参道(港区北青山)で開催中の家具の展示会の模様をお届けします。


表参道交差点から青山通りを渋谷方面に少し歩いた路地に位置するセレクトショップRin
日本各地の職人の技と洗練されたデザインを融合させた新しいモノづくりの商品を展示販売しているショップです。


okip事務局の担当になる3・4年前に、このような仕事に関わっていたこともあり、また、その頃お世話になっていた方がちょうど3階ギャラリースペースで展示会を開催していたため、出張ついでに訪れてきました。(訪問したのは19日でした)


5/19(水)~23(日)まで開催されている「日本の家具と婚礼のカタチ」展。
婚礼家具を代表する産地、広島県の「府中家具」から新しい婚礼家具の提案、
そして、日本の代表的な家具産地から、統一のデザインコンセプトによって作り上げられた家具シリーズブランド「PROX」から、テーブルウェアシリーズの初披露、
が、されています。

婚礼家具というと、ゴテゴテしたイメージがありますが、展示されていた府中家具は、現代の生活様式に合うような洗練されたデザイン。
かといって、シンプルすぎず、ゴールドの金具を用いるなど、重厚感・高級感も出ています。

府中の婚礼家具

PROXは、南青山にある株式会社UNITEが手掛ける家具ブランド。
前述したとおり、旭川、東京、飛騨高山、越前、府中、大川といった、全国屈指の家具産地から、それぞれの得意分野の製品を統一のデザインコンセプトで作り上げるという贅沢な家具ブランドです。

PROX

PROX

今回展示・発表された製品は、テーブルウェアやソファーといったもの。
どれもシンプルでありながら細部までこだわった奥深いデザインで仕上がった家具です。

PROX


地域ブランドとして、地域名を前面に出したブランド戦略に取り組む例が最近増えていますが、PROXのように、そのような地域のブランドをまとめ上げる形でブランドを作る例は珍しいと思います。
(中小企業庁で取り組んでいた「JAPANブランド育成支援事業」は、同じようなブランドコンセプトを持っていました。今は、その目的も変わってしまいましたが…)


PROXのブランド価値が向上することで、産地のブランドも向上する。また、産地ブランドの魅力でPROXブランドの魅力も向上する。そんな相乗効果が期待できそうです。


話しはズレましたが、皆様も表参道のRinに足を運んでみてはいかがでしょうか?
PROXの展示会は週末までですが、1階のショップでは、全国各地の伝統や文化に育まれた新しいモノづくりのカタチが見えてくると思います。



Rinウェブサイト
http://rin.smrj.go.jp/index.html

PROXウェブサイト(プレオープン中)
http://www.prox-japan.jp/




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Posted by 沖縄の知財 at 21:31│Comments(0)セミナー・イベント
 
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