浦添工業高校

沖縄の知財

2010年06月30日 23:58

今日は浦添工業高校へ訪問してきました。

高校生徒向けの知財セミナーの実施のため。
これについては、後日改めて開催報告を書きたいと思います。


今夜は、浦添工業高校の取り組みの一部をご紹介。

セミナーの合い間に、同窓会の方に学校の取り組みをいろいろと紹介していただき、その取組結果を知的財産の観点から形にすることができないか相談されました。


浦添工業高校では、高校の実習の成果を社会へ還元する活動を積極的に行っているとのこと。

インテリア科では県内の福祉施設等へ寄贈する介護用テーブルの開発・製作を行ったり、情報技術科では聴覚障がい者支援となる運転免許手話教材(ソフトウェア)の開発などを行っているとのことでした。




← 子供用の椅子(木工製品)です。
 デザインから仕上がり具合まで、プロ仕様です。












← 木工実習室。
 生徒さんたちが製作がんばってました。












← 運転免許用の手話教材。
 ろう学校と普天間自動車学校との共同開発とのこと。












← 浦添工業高校のHPからアクセス可能です。












← 「せっかく見学に来ていただいたので」とのことで、インテリア科の先生と同窓会事務局の方と記念撮影...









高校の実習と言っても、そのレベルは相当のもの。
社会還元への取り組みは、「ソーシャルビジネス」としても確立できるものでした。

今後の取り組みにも注目です。

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◆浦添工業高校ウェブサイト
http://www.urasoe-th.open.ed.jp/

◆運転免許手話教材「コスモポリタンメーカー」もウェブ公開されてます
http://www2.open.ed.jp/data/44102/01/index.html

[by:okip事務局員1号]

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