2010年06月06日

じんぶん教室を開講しました

6/5(土)てぃーだスクエア集まルームにて「じんぶん教室(第1回)」を開催しました。

第1回目となる今回のプログラムは、

 (1)沖縄県内の知財ニュース(→モトネタはokipメルマガ
 (2)知財活用企業(発明家)の事例発表
  ・沖縄型メタン醗酵浄化装置の開発・・・いちかじ食堂 吉本 弘さん
  ・健康飲料「炒り玄米湯ー」・・・炒り玄米湯ー本舗 金城節子さん
  ・ビジネスモデル特許の出願事例・・・発明協会から
 (3)講評&知財活用のテクニック・・・講師:有吉修一朗 弁理士
 (4)有吉弁理士による個別相談会
炒り玄米湯ー
という内容。

発明者から、発明~商品開発に至るまでのきっかけや苦労した点、商品のPRなどを行ってもらい、参加者全員での質疑応答・ディスカッション、そして講師の有吉弁理士から講評や今後さらに売っていくための知財活用のテクニックなどを伝授してもらいました。

写真(右→)は「炒り玄米湯ー(いりげんまいゆー)」ほのかな玄米茶テイストですっきりさわやかな飲料です。


テキスト
  ↑ テキスト

  ↓ 講評中の有吉先生
有吉先生の講評

  ↓ 炒り玄米湯ーの金城さん
じんぶん教室を開講しました

  ↓ メタン発酵浄化槽の吉元さん
じんぶん教室を開講しました


“発明”というと、住む世界が違う研究者や場合によってはドクター中松のような(ちょっと変わった?!)人たちのものすごく高いレベルのひらめきだと思われがちです。

が、実際には身の回りにある“ちょっとした不便や課題”を解決するための“ちょっとした工夫や改良”こそ発明のモトとなっている場合が多いもの。

今回発表していただいた吉元さんも金城さんも、身近なモノや現象をヒントに工夫や改良を重ねた結果、発明につながり、商品を生み出すことにつながったということでした。

“知財って特別なものじゃないんです!”
ということが、参加者の皆さまにも伝わってくれたらうれしいのですが。。。

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じんぶん教室は、これまでokip事務局で実施してきた知財セミナー[いわゆる講師⇒聴講者という一方的な講演スタイル]とは方向性を変えた、聴講者参加型のセミナー&交流会を目指して始まりました。

今回は、狙いどおり、参加者の皆さまから、活発な意見や質問が出されました。
また、講師の有吉先生のまとめも非常にすばらしく、とても参考になるものでした。

第1回目ということで不安もありましたが、事例発表いただいた発明者の方々、有吉先生、そして参加者の皆さまに大変感謝です。


次回は、7/10(土)を予定しています。
会場は同じくてぃーだスクエア集まルーム。

内容などの詳細が決まり次第okipウェブサイトこのブログ発明協会ウェブサイトでご案内します。

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今回講師でお越しいただいた有吉先生は、福岡にある有吉国際特許事務所の代表弁理士(若い!okip事務局員1号と同い年でした)。
古くから沖縄でも活躍をされている弁理士です。
最低でも月1回はご来沖される予定とのこと。

無料の個別相談会も実施しています。
ご希望の場合は、こちらのページまでお問い合わせください。
[by:okip事務局員1号]



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